街を見渡してください。コンクリートや金属など“かたい”ものが目につきますよね。社会は一見そうした“かたい”モノが支えているように見えます。
でも、“かたい”モノだけでは、社会は動きません。
“かたい”モノと“かたい”モノを、つないだり結んだりして機能を発揮させるには、“やわらかい”モノが必要です。
たとえば、機械を動かすには、かたい機械と機械の間を、“やわらかい”ベルトやチューブでつなぐことが不可欠です。橋や高速道路には、“かたい”コンクリート同士を、“やわらかい”ジョイントで結ぶことが不可欠です。
社会のさまざまな場所で活躍する、そのような“やわらかい”製品を作ってきたのが、ニッタです。
社会を“やわらかく”支える。それが私たちの仕事です。
多くの工場では、製品をつくるために、ベルトコンベヤが使われています。ニッタは、さまざまなタイプのベルトを提供し、モノづくりを支えています。
荷物を仕分けしながら搬送するシステムで、ニッタのベルトが活躍。今日もあちこちの物流センターで多くの荷物を運んでいます。
全国に5万店舗以上あるといわれるコンビニの多くにATMが備えられていますが、そのATMの中で、紙幣や硬貨を運ぶために、ニッタのベルトが活躍しています。
コンクリートの橋や道路は、気温の変化によって伸び縮みをするので、そのままではつなげません。道路の継ぎ目で、人知れず伸び縮みを吸収しているのが、ニッタの伸縮装置です。
自動車の中には多くのチューブやホースが張り巡らされています。たとえば燃料を運ぶ配管や、エアブレーキの配管など、あちこちで高品質なニッタ製品が使われています。
病院の手術室や半導体工場のクリーンルームなど、ホコリや化学物質の除去が必要な場所で、ニッタのエアフィルタやガス吸着フィルタが活躍しています。
地震の揺れを吸収し、ビルの倒壊を防ぐため、免震装置を備えるビルが増えています。その装置の中核となる大型積層ゴムで、ニッタ製品が使われています。