Q.D.C.
Q.D.C.で、材質の異なるカプラとニップルの組み合わせで使用することは可能ですか?
Q.D.C.を可動配管でロータリージョイント代わりに使用できますか?
Q.D.C.は可動(回転)させ使用するように設計されたのもではありませんのでロータリージョイントの代わりとして使用することは出来ません。無理に使用した場合、早期に、抜けや漏れ等の問題が発生する可能性があります。
Q.D.C.のカタログに掲載されている「動圧」「静圧」の定義を教えてください。
「動圧」:非定常的な動的圧力(動圧)としては、サージ圧力(※)並びに周期的な脈動による圧力変動があります。配管系の共振や疲労破壊、ランダム破壊と深い関係があるとされています。「静圧」:圧力測定で、圧力変動の状態及び程度による区分を意味します。一般に圧力の変動量があり、毎秒1%以内または毎 分5%以内である場合を言います。(※)「サージ圧力」についてはFAQ「用語説明」を参照ください。
Q.D.C.のHシリーズでPHバルブのカプラとニップルはなぜ組み合わせられないのですか?
バルブ付カプラとバルブ付ニップルの接合は、一方のバルブが他方のバルブを押しつけながら接続を行ないます。PHバルブ同士の場合も同様ですが、PHバルブの場合その構造上先端径が細く、また残圧が残っているケースが多いため、バルブ同士の押し付けが不安定になります。この状態で、無理に接続した場合は、 PHバルブが破損します。従ってPHタイプ同士の接合は避けてください。
寸法はどの材質であっても同じですので使用可能です。但し、材質によりそれぞれ最高使用圧力が異なりますので、低い方の最高使用圧力に合わせてご使用ください。また、使用状況によっては電食が起こる可能性がありますのでご確認下さい。