ケーシング
フィルタケーシングのサイドアクセスタイプとは?ドア方向とは?メンテナンススペースは?
フィルタケーシングの陰圧タイプと陽圧タイプとは?
フィルタケーシングの内部が陰圧(送風機がケーシング下流側に設置)と陽圧(同上流側)では点検ドアの仕様が異なります。ケーシング内部空気のリーク防止上、陽圧仕様は点検ハッチ(蝶番無し、ボルト留め)、陰圧仕様では片開きドア仕様となっていますので選定時に考慮してください。尚、陰圧仕様のケーシングを陽圧仕様で使用した場合、ドアのパッキン部から空気が漏れ出る可能性があります。
フィルタケーシングなどの合フランジの接続用ボルトナットは付属していますか?
標準仕様では合フランジ仮止め用のボルトナットのみです。分割型ケーシングなどの接続用ボルトナットは付属しています。
バグイン・バグアウト式(密封交換式)とは?
フィルタの交換時の警報を監視室に出力したい。
差圧スイッチをケーシングのオプションで用意していますのでご相談ください。
現場リークテストを行うのであらかじめ測定口をケーシングに用意したい。
用意可能です。オプションで測定口、PAO投入口など、ご用途に応じケーシングにセットできますのでご相談ください。また現場リーク試験を実施するシステムで使用するHEPAフィルタはスキャンテスト仕様でご用命ください。
パンチングフェースやフィルタケーシングの塗装色の指定は可能ですか?
別途費用が必要な場合がありますが、可能です。指定塗装色が有る場合、日本塗料工業会の年度・番号、ご不明な場合は色見本を御準備ください。
ケーシングで、標準品以外の仕様、寸法など製作は可能ですか?
設計基準を満たした場合、製作は可能ですのでご相談ください。


ケーシングの点検ドアからケーシング内部に入らなくても、点検ドアを開けケーシングの横側からクランプレバーなどのフィルタ締付金具を操作するだけでフィルタの取付け取り外しが簡単におこなえます。
また、点検ドアには方向があり、ダクト上流側を背にしてケーシングの右側か左側か、ドア蝶番は上流側か下流側か、ケーシングの設置場所の障害物など考慮して決定して下さい。
フィルタの交換時に、点検ドアが全開になり、フィルタのハンドリングが十分行えるメンテナンススペースを確保して下さい。