FOGACT

ホーム > 製品情報 > バイオ除染製品 > FOGACT

FOGACT

微生物汚染の新提案!
過酢酸除染システム FOGACT〈フォグアクト〉は、PICS/GMP準拠の殺芽胞剤である過酢酸系除染剤を噴霧し、小型庫内を除染する装置です。日本薬局方準拠の除染法、安全性が高く、作業性も良いためホルマリン燻蒸の代替法として選ばれています。

 

ホルマリンの代替法や作業者に安全な薬剤をお探しの方に!
【日本薬局方収載の除染法比較】
過酢酸 過酸化水素 ホルムアルデヒド
殺菌効果 △(耐性菌報告あり)
安全性 ×
劇物(6%以上)
×
発がん性
残留毒性 なし あり あり
金属腐食生 あり※ あり あり
後処理 排気・(拭き取り) 中和/分解・拭き取り 中和・排気・拭き取り
対象エリアの養生 簡易 厳重 厳重
その他 酢酸臭(感知可能) 無臭(危険) 刺激臭

※ドライフォグ噴霧と温度管理により金属腐食リスクは軽減されます

FOGACT <フォグアクト> 製品特徴

【特長1】短時間で芽胞菌・真菌・ウイルス等、微生物を除染する優れた効果。また、過酢酸ドライフォグ噴霧により庫内を濡らしません

消毒用エタノールやUV殺菌灯では殺せなかったカビの胞子や芽胞形成菌も、清拭では手が届かなかった隅々まで行き届いて確実に除染します。1~2時間という短時間で、106個の細菌芽胞や真菌胞子を死滅させる効果が確認されています。
清掃・消毒の作業負担を軽減するとともに、クロスコンタミネーションを防止し、厳密なチェンジオーバーを可能にします。

 

【特長2】スポアクレンズは、米国EPAの認可品です。残留毒性がなく、生物分解性があり人に対しても安全です

スポアクレンズは、その優れた殺芽胞・殺真菌・殺ウイルス効果から、「低温滅菌剤」として米国環境省EPAに許可され(Reg. No.1043-119)。残留毒性もなく、生物分解性があり人に対しても安全です。欧米の製薬企業で長年の使用実績があり、日本でも急速に利用が広がっています。

actril

【特長3】小型で軽量な装置は、様々なラボスタイルの実験機器の除染に汎用的にご利用いただけます

FOGACT<フォグアクト>は小型・軽量で持ち運んで様々な実験機器庫内に汎用的に設置できます。除染時間を自動計算するので、簡単に使用できます。CO2インキュベーターならおよそ1時間、安全キャビネットなら、およそ2時間で完了します。庫内を濡らさないので、除染終了後は拭き取り、中和等の後処理が必要ありません。

安全キャビネット
安全キャビネット

CO2インキュベーター
CO2インキュベーター

パスボックス
パスボックス

【特長4】除染効果を確認するバリデーション専用ツール、バイオロジカルインディケーターもご用意しています

従来の手作業による清拭では、除染効果を確認する方法がありませんでした。 FOGACT<フォグアクト>除染バリデーションツールに含まれる指標菌のBI(バイオロジカルインジケーター)を庫内に設置し、除染終了後に培養試験を行うことで、除染効果のバリデーションが可能です。

培養試験

FOGACT <フォグアクト> 主な機能

  • 過酢酸をドライフォグ噴霧し庫内を除染
    FOGACT<フォグアクト>は超音波方式で過酢酸系除染剤をドライフォグ噴霧し、温湿度センサーで噴霧量をコントロールすることにより結露を防止し、ドライ状態で庫内を除染します。
  • オートカリキュレーション機能
    FOGACT<フォグアクト>は対象機器庫内の初期温湿度を元に、最適な除染時間を自動計算します。
    (庫内温度分布や、庫内形状、気密性、庫内設置物等により、除染効果に差がある場合があります。)
  • ログ機能
    FOGACT<フォグアクト>使用時の除染条件と1分毎の庫内の温湿度ログは付属のUSBメモリに自動的に記録され、バリデーション時の除染条件の確認に役立ちます。
  • メモリー機能
    お使いの除染対象機器について、バリデーションのとれた除染プログラムを3つまでメモリーでき、ボタンひとつで呼び出せます。

 

 

【オプション製品】
大型の安全キャビネット等700L以上の庫内も増設器の使用で除染可能です。1台のFOGACTで最大3台の噴霧器を追加することができます。

 

【レンタル・除染サービスも可能】
ユーザー様の用途や頻度に合わせてレンタル、サービスのご提供もできます。
 

 

 

ご質問・お問い合わせ

ご質問や製品に関するご不明点等、下記よりお気軽にお問い合わせ下さい。


お電話

06-6563-1233

受付時間 9:00-17:30



 

お問い合わせ phone print mail_outline